
外車ってリセールが悪いって聞いたけど本当なの?



本当です。国産車に比べて値落ちのスピードが早いですね。



じゃあ新車で買ったら損するのかしら?



諦めるのは早いですよ!高く売るコツもあるので詳しく説明しますね!
世界的な自動車メーカーがひしめく日本市場では、外車・輸入車のリセールバリューは低い傾向にあります。
とはいえ、それを常識だと思って諦めてしまうのは非常に勿体ないことです。
この記事では、フォルクスワーゲンのリセールバリューと損をしない売却について、実例を交えながら詳しく解説します。
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外車・輸入車のリセールバリューが低くなる理由
日本において外車・輸入車のリセールバリューが低めなのは事実で、それにはいくつかの理由があります。
まずは外車・輸入車のリセールバリューが低くなってしまう理由を知り、損をしないための対策のベースにしていきましょう。
日本車と比べ再販が難しい外車・輸入車
あなたが売却しようとしている外車・輸入車は、よほどボロボロでもないかぎり中古車として再販されます。
しかし日本市場では中古の外車は日本車と比べてニーズ・市場が小さく、売れにくいというのが現実です。



やっぱり日本国内だったら日本車が良いわけね!



世界一のトヨタをはじめ日本には世界的な自動車メーカーがありますからね。
それもそのはずで、日本で売れている新車に占める外車・輸入車のシェアは約6%しかありません(日本自動車輸入組合調べ)。
中古車として再販しづらいことから、外車・輸入車へ提示される買取査定額はどうしても低くなってしまうのです。
日本車との決定的な違い
外車・輸入車が劣っているわけではないのですが、日本車の凄さは中古車ニーズが海外でも高いところにあります。
これには円安や謎に輸出業者(外国籍を含む)へ還付される消費税の仕組みも関係していますが、なにより日本車への信頼度の高さが一番の要因です。



これも日本車の中古が高くなる原因の一つなんですね。
それに比べ日本で販売された外車は海外へ輸出する販路も少なく、これもリセールバリューの低さに影響しています。
外車を選ぶユーザー層にも理由があり
日本で外車・輸入車を購入する層の多くは、経済的に余裕のある方で新車を好む傾向があります。
つまり外車・輸入車に興味のある層のうちの一定数は中古車に興味を示さず、結果として中古の外車価格を押し下げる一因となっています。
新車にしか興味のない富裕層・・・羨ましいかぎりです。
BMWのリセールとその特徴


外車・輸入車のリセールバリューが低い理由は分かったとして、BMWはどうなのか気になるところです。
そこでここからは、BMWのリセールの実態を知り、売却実例などを確認することにしましょう。
BMWのリセールを知ろう
BMWのモデルごとのリセールバリュー(残価率)は、以下のとおりです。
モデル | 1年後 | 3年後 | 5年後 |
---|---|---|---|
BMW X5 M | 79.84% | 65.44% | 51.04% |
BMW X3 | 71.48% | 56.43% | 50.03% |
BMW Z4 | 72.65% | 61.84% | 48.84% |
BMW M4 | 79.40% | 60.00% | 47.54% |
BMW X5 | 87.24% | 61.67% | 45.91% |
BMW 1シリーズ | 73.37% | 62.03% | 45.29% |
BMW X6 M | 70.61% | 56.21% | 44.40% |
BMW i7 | 65.04% | 54.04% | 44.21% |
BMW M3セダン | 83.19% | 63.52% | 43.64% |
BMW X1 | 78.42% | 60.68% | 43.31% |
昔からBMWに注目していた者としてちょっと衝撃的なのは、個人的に”The BMW”だと思い込んでいた「3シリーズ」がトップ10入りしていないことです。



セダンの人気がないことも原因なのかしら?
見て分かるとおりリセールが最もよい「BMW X5 M」ですら、5年落ちだと半値になっています。
ちなみにトヨタ・ライズの残価率は、3年後で83.18%、5年後でも73.75%なので、BMWのリセールバリューが見劣りすることは明白です。
BMWの特徴
BMWは「駆け抜ける歓び(Sheer Driving Pleasure)」をスローガンに掲げる自動車メーカーで、プレミアムカーであると同時にドライバーズカーでもあります。
あの豚鼻のようなギドニーグリルをはじめ、かなり自己主張が強めなデザインも特徴です。
BMWも最近はデザインが迷走しているようで、ギドニーグリルの巨大化&醜悪化が止まりません。
BMWはドイツ御三家のなかでも故障が多いという噂があり、これもリセールに影響を与えているようです。
しかし多くの場合は故障というより「定期交換する部品代が高すぎ」ということで、ボディ自体は非常にしっかりしています。
ただ、長く乗るほど高額な維持費が必要になるわけで、結局のところリセールバリューの悪さに直結しています。
売却の実例と口コミ
BMWの売却事例は様々ですが、ここでは良かった事例と悪かった事例について口コミを確認してみます。
オーナーご満悦の売却事例ですが、実はこのようなケースを探し出すのに意外と苦労しました。
つまり、それほどまでにBMWのリセールは期待できないということです。
人気ジャンルのSUVでもこのような結果になってしまいます。X7はデカすぎという要素もありますが、新車から5年で3分の1とは涙が止まりません。
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BMWを売るときに損をしないためのポイント


愛車のBMWを売るシチュエーションはいくつか考えられます、いくつかのパターンに分けて損をしないためのポイントを考えてみます。
あくまで傾向を元にしているので、例外的な事例があることは理解してください。
BMWの新車へ乗り換える場合
BMWのモデルを乗り続けている方は意外と多く、その場合はBMWディーラーへ下取り売却するのが一般的です。
ではBMWのディーラーで下取り価格が期待できるかといえば、他社より多少は期待できる・・・といった程度でしょう。
このように「M」とかSUVの「X」であれば、BMWディーラーも認定中古車として再販しやすいうえ、またBMWの新車を買ってくれるなら奮発もするでしょう。
ただ、BMWディーラーは自社で大量の新車登録をして、中古車市場を崩壊させた前科があります。
ドイツのBMW本社による過酷なノルマをクリアするためとはいえ、普通の価格でBMWの新車を買ったオーナーさんが可哀想になります。
やはりBMWディーラーとはいえ高い下取り査定は期待できず、次のようなBMWオーナーさんの悲鳴が木霊します。
日本車あるいは他の外車へ乗り換える場合
BMW日本車へ、または他の輸入車へ乗り換えるときに下取りに出すとどうなるのでしょうか。
これは珍しいケースですが、恐らくマツダディーラーは本気で契約を取りに来たのでしょう。
ほとんどの場合は、購入した価格に全く見合わない(とオーナーさんが思う)査定額しか出ないことがほとんどです。
このような話ばかりで草も生えません・・・。
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そもそも下取り売却は買取ったディーラーが中古車オークションへ流すのが一般的なので、高く下取りする可能性は低いのが当たり前です。
では、BMWを高く売るにはどうすればいいかといえば、高く買取ってくれる業者を探すしかありません(個人売買も可)。



個人売買は怖いわ!



知人でもないかぎりリスクは大きいですよね。
そこで利用したいのが一括査定サービスを利用することで、今回オススメするのが「カーセンサー」です。
カーセンサーは、大手買取業者を含めて1,000社以上と提携しているので、売却先の比較対象が多くなるのが特徴です。
また最大で30社の同時査定が可能な点も、高査定を引き出せる可能性を高めます。
中古車販売業者のなかでもBMWに強い業者を、カーセンサーを利用して探し当てましょう。
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まとめ:BMWのリセールバリュー
BMWのリセールバリューは、ドイツ車のなかでも悪さが際立っているような気がします。
新車価格が高額なうえに、何故かメルセデス・ベンツと同じ土俵に立たされていることも不遇の原因なのかもしれません。
BMWは自らハンドルを握るドライバーズカーなので、その価値を分かる買取業者を探し出すのが高く売るための基本です。
そのような買取業者を探すために、使える手段は遠慮なく使いまくりましょう。