「トヨタ・カローラ」の納期に関する最新情報!口コミから見える実態を解説

Toyota Corolla delivery time

トヨタ・カローラは、世界累計販売台数1位という記録を現在も更新し続ける、トヨタを代表するブランドです。
またカローラほど世代ごとに持つイメージが異なるモデルも珍しく、高年齢者ほど「大衆車」「おじさん車」というイメージを引きずっています。
そんなカローラの現行モデルは2018年6月にデビューした12代目モデルで、古いイメージはどこにも感じさせないスタイリッシュな1台です。
この記事では、現行型カローラの納期情報を口コミなども交えながら解説します。

目次

【最新情報】トヨタ・カローラの納期情報とプチネタ

New car delivery time

まずはカローラの契約から納車に至るまでの納期について、最新情報を元に解説します。

カローラの納期を確認

カローラの納期については、トヨタ公式サイトでアナウンスされていて、最近の納期は以下のとおりとなっています。

  • カローラ スポーツ  3~4ヶ月
  • カローラ ツーリング 3ヶ月程度(ハイブリッド車は3~4ヶ月)
  • カローラ セダン   2~3ヶ月
  • カローラ クロス   5ヶ月程度(ハイブリッド車は5~6ヶ月)

ちなみに11代モデルに設定され今も継続販売されている「カローラ フィールダー」は、6ヶ月以上と納期が長くなっています。

トヨタ車の中では納期が明確なカローラ

現在のトヨタ車全般にいえることは「納期が長すぎる」ということで、これには様々な説が唱えられています。
特に納期が酷いのはランクル300とランクル70ですが、これに関して言われているのが「トヨタは儲かる海外向けを優先している」というものです。
確かに円安局面が続いていれば輸出企業は大儲けで、中東で大人気のランクルはドル箱商品だといえます。
ではカローラの納期が比較的安定しているのは、海外での人気が低いからなのでしょうか?

確かにそんな噂もありますが、企業は利益を上げてなんぼですからね。

カローラは海外でも安定的に売れているため、世界13ヵ国16拠点で生産されており(出典:トヨタ自動車)、この生産能力が大きな理由だと思われます。
またカローラは日本仕様と海外仕様で違いが大きく、日本国内で生産されたカローラは日本専売となっている点も納期の安定に寄与しています。

カローラでさえ納期が長めな理由

Reasons for long delivery times

トヨタ車のなかでは納期の安定しているカローラですが、一昔前の感覚でいえば「カローラなんて即納できるだろ」なんて思いもあります(失礼)。
ではカローラでも納期が長くなっている理由について考えてみましょう。

かつてとは違う販売形態

少し前までの話になりますが、かつて自動車メーカーは売れそうな車種を見込み生産し、ディーラーも見込み発注をするのが普通でした。
そのような時代には、欲しい車がディーラー在庫としてあれば1ヶ月以内の納車が可能だったのが、今ではお客様の注文を受けてからメーカーに発注をかけることが普通です。
今の車は装備も多様でメーカーやディーラーにとって「見込み」のリスクは大きくなっています。
そのようなリスクを回避すれば納車期間が延びるのも当たり前で、今のカローラの納期は一昔前の1ヶ月程度に当たるといえるでしょう。

サプライチェーンの混乱や半導体不足の影響は?

ちょっと前まであらゆるモノの生産が滞っていて、その原因について半導体不足やサプライチェーンの混乱というのが定番でした。
では今はどのような状況になっているかといえば、半導体不足の影響はほとんどなくなったといいます(大手自動車メーカーのコメント)。
ただ、ランクルやアルファードのように供給量をはるかに上回る受注があれば、当然のように納期は短くなりません。

納期が長いどころか、注文すらできないのはどうなの?

転売屋もいるっていうし困ったものだわ。


ではカローラはどうかというと、実は適度なバックオーダーを抱えながら生産するのが自動車メーカーにとって一番安定した状況だといえます。
つまり今後トヨタがカローラの納期をさらに短くするような大増産を行うことは、恐らくないと考えられます。

カローラの納期に関する口コミや評判

Online reviews

トヨタ車の中で数少ない「納期の読める」カローラは、販売台数首位をコンスタントに争うほど売れています。
そんなカローラについて売れ方を考えながら、口コミや評判をチェックしてみることにしましょう。

カローラをどのような人が購入しているのか?

先代(11代目)カローラまでの購入層は、50代以上(とくに60代)が中心でオジサン車の面目躍如といったところでした。
しかし現行型に変わってからは20~30代の購入が増えているようで、イメージは大きく変わったようです。


未だに過去のイメージを引きずっている人の口コミですが、むしろ安易にカローラというネーミングを捨てなかったトヨタを評価します。
ちなみにカローラの売れ筋はカローラクロスとカローラツーリングで、セダンとスポーツはその半分ほどです。
流石トヨタ・カローラと思えるのは、購入層の8割近くがトヨタ車からの乗り換えで、トヨタ1強という状況も頷けます。

カローラの納期に関する口コミ

カローラの納期に関する口コミを調べてみると、やはりカローラクロスには「待ったー!」という意見が多めのようです。



カローラの中でもカローラクロスの納期は綱渡りのようで、一部では来年4月までの納車分まで枠が埋まってしまい受注停止になったディーラーがあるといいます。


カローラクロスと人気を分けあうカローラツーリングも、どうやら納期が長くなりそうな雰囲気が漂っています。
トヨタは認証不正問題があった関係で一部車種の納期が大幅遅延していて、カローラに注文が流れている可能性も考えられます。

カローラーオーナーの評価

現行型カローラになって大きく変わった点といえば、少し欧州車的なデザインになり(従来の)カローラ感がなくなったことと、ついに3ナンバーサイズになったことでしょうか。


売れすぎているため人と被りやすいことはご愛敬で、素直にカッコイイ!というエクステリアです。
カローラには当然のようにハイブリッドモデルがあり、その燃費の良さは高評価です。


カローラの販売台数に占めるハイブリッド車の割合は9割を上回っていて、ほとんどハイブリッド専用車といった状況です。
そりゃ燃費に関する口コミが多くなるのは当然のことでしょう。


このように細かい点で不満が見られるものの、そこはカローラに脈々と息づく「80点+α主義」という設計思想で「概ね満足」を実現しています。

カローラの納期を早めるためのコツ

Tips for getting a new car quickly

あくまで「トヨタ車のなかで」という前提条件がつくものの、かなり納期の安定しているカローラです。
とはいえカローラクロスなど6ヶ月以上待つモデルもあるので、少しでも納期を早めるコツを考えてみましょう。

複数のディーラーに問い合わせる

トヨタ車は人気モデルを含めてディーラーごとの納期がバラバラで、カローラであっても同じ傾向が見られます。
これはディーラーごとに割り当て台数が決められているからで、売る力のある有力ディーラーほど多くの台数が割り当てられているようです。
しかし、そのようなディーラーはお客様も多いので、やはり複数のディーラーで納期を確認するのが最もストレートな納期対策となります。

中古車も選択肢に入れよう

現行型カローラは、販売台数が多く納期も比較的安定していることから中古車価格も”妥当”な相場となっています。
程度の良い中古車も豊富にあることから、即納可能な点を含めても検討に値する選択肢です。
中古車選びのポイントは「信頼できる業者から買う」ということが基本で、価格だけで判断しない方が良いでしょう。
また、実車を確認しないで買うこともオススメできない買い方なので、最小限の注意点だけは気を付けるべきです。

まとめ

納期が未定というか、そもそも注文すらできないモデルが多いトヨタ車のなかにあって、カローラファミリーは数少ない「良心」です。
もちろん好きな車を買うことが絶対的なオススメなのですが、あまりに納期が遅いと待っている間に型落ちになる可能性すらあります。
足車で良ければカローラはいい選択肢なので。自分に合うか興味のある方は実車を見ることを検討してください。

Toyota Corolla delivery time

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