よく考えるほどコスパの良いスズキ・フロンクスは、スズキの予想をはるかに上回る受注を受けて長納期になっています。
そんなフロンクスを経済的かつ早く手に入れる方法を考えているのですが、正直なところ難易度は高いものです。
とはいえ諦めてもいられないので、今考えられる最善の策を考えることにしましょう。
少しでもフロンクスの値引きを勝ち取る方法
自動車に限らず「売れまくっているものは定価販売」というのは当たり前のことで、スズキの想定していた月間販売台数を大きく上回る受注があるフロンクスの値引きが渋いのは当然です。
とはいえ、作っているのはスズキでも売るのはディーラーなわけで、その間隙を縫う方法を検討してみます。
フロンクスの値引きについての口コミを確認
スズキ・フロンクスはインドから逆輸入しているクロスオーバーSUVで、最上位グレードのみを販売しているところが大きな特徴です。
それゆえ一部に不満の声があるにしてもコスパの高い一台で、そのことを裏付ける口コミも多くなっています。
ボディカラーは”ホワイトパール”🤍
フロンクスは元々、フルオプションみたいなものなので、特筆するようなオプションはつけてないです🚙
価格は2,940,000円(値引き:54,980円)でした!…粘ればもうちょっと引き出せそうではありましたが、まあ予算内には収まったので満足です👍
— 一人暮らし大学生@大学生のお金事情全部晒す (@and_oniremon3) December 16, 2024
一昔前までであればフロンクスのようなセグメントの車は200万円前後が普通でしたが、一般庶民も高騰化に慣らされてきているようです。
とはいえ可処分所得が誰かさんたちのせいで減り続けている今、少しでも安く買いたいというのが正直なところでしょう。
やはり売り手市場だと値引きが厳しくなるのは当然で、それでも「仕方ないな」という消費者がスズキディーラーを強気にさせます。
値引きは期待薄でもスズキディーラーどうしで比較しよう
よほどのディベート技術でもないかぎり、一対一で値引き交渉しても結果を引き出すのは至難の業です。
そもそもフロンクスは直接的なライバルを探すのが難しく、強いて言うならホンダ・WR-Vあたりになるのでしょうか?
そのホンダも値引きにたいする姿勢は厳しいようで、一昔前のように競合モデルを臭わせるという交渉術は時代遅れになっています。
そこで注目なのはスズキディーラー同士を気負わせるということで、今考えられる唯一の値引き策です。
フロンクスの値引きの現実
スズキ・フロンクスの値引き後金額は300万円がハードルになっているようで、その辺りの線引きが話題にのぼっています。
フロンクスの値引き情報を調べていると、大分県のスズキディーラーがやたらと強気の値引策を打っているようです。
こんな事例は滅多にあるわけでもなく、普通に考えれば以下のようなケースがほとんどでしょう。
あまり言いたくはありませんが、スズキディーラーでこの対応だったら椅子を蹴飛ばして帰るところです。
現状では、1点突破でフロンクスの値引を勝ち取るのは至難の業といえるでしょう。
スズキディーラー同士で競合させる具体的な方法
皆さんもスズキの看板を掲げたディーラー、あるいはスズキの販売店を目にしたことはあるでしょう。
スズキの車を販売しているところは、立派なディーラー風のところから町の自転車屋風のところまで様々な店舗があり、そこにこそフロンクスを安く手に入れるためのポイントが隠れています。
ここからはスズキディーラー同士を競わせる具体的な方法を考えてみます。
スズキの正規ディーラーとサブディーラーの違い
スズキの車を販売しているディーラーには、スズキ株式会社の子会社であるスズキ自販が運営している店舗(直営店・正規ディーラー)と、資本関係がない事業者が運営している店舗(サブディーラー)の2種類があります。
Yahoo!知恵袋にあった質問をみれば、その違いが分かると思います。
「スズキは販売台数では2位なのに、何で販売店の店構えがしょぼいんですか。田舎のひどいとこだと自転車屋さんと変わりません。軽自動車が大半で売上げが少ないからでしょうか。」
引用:Yahoo!知恵袋
この質問者さんは、スズキのサブディーラーを見て疑問を感じたのでしょうが、田舎に行けば昭和の香りがプンプンしています。
ちなみにスズキの正規ディーラーは、「㈱スズキ自販〇〇・○○店」や「㈱スズキ自販〇〇・アリーナ○○店」と必ずスズキ自販という名称が付いています。
それに対してサブディーラーは、「スズキアリーナ・○○」となっていて、地場系の販売店ということです。
ちなみに地場系の販売店は、軽自動車に関してはスズキ自販から卸してもらい、小型車(普通車)はスズキのメーカーと直接契約しているケースがほとんどです。
もともとスズキは地場系の販売店を大切にしていたので、あえて普通車の拡販を意図している可能性があります。
サブディーラーにもランクがあって、高いランクのサブディーラーほど好条件で仕入をしています(つまり値引きが期待できる)。
フロンクスだからこそチャンスがあるかも?
スズキ・フロンクスは普通車なのでサブディーラーでもスズキから仕入れることになり、それだからこそ値引きのチャンスが生まれます。
スズキのフロンクス
お世話になっている販売店では問い合わせはあるがまだ一台も売れていないそうな
ヴェゼルが強敵だそうです👀 pic.twitter.com/uLETCzk7Ml
— まつしんチャンネル@クルマ情報 (@matsushincartv) August 19, 2024
こんなことを言っては失礼ですが、サブディーラーは見た目が貧相なところがあり、フロンクスのような人気車を買いに行く選択肢に入らないのかもしれません。
スズキの販売店に来ています
新型フロンクスが展示してあります
試乗も可能です
乗り心地良さそうです☺️🥳#新型フロンクス#スズキ自販東京 pic.twitter.com/ckG6V9mSyS— のんの (@nnchiro) January 4, 2025
フロンクスの展示車を見ようと思えば、必然的に正規ディーラーへ行くことになりますが、実車を見てからサブディーラーへ行くのがフロンクス値引きの王道です。
絶対に値引きを引き出せるかは運の要素もありますが、経営の違うスズキディーラー同士を競合させるのは試す価値があります。
フロンクスの納期最新情報
スズキ・フロンクスの最新納期情報については、次の記事をご確認ください。
なかなか納期が短縮しないのが現実ですが、意外と真っ向対抗するライバル車がいないので素直に待つしかありません。
まとめ
いつの間にかスズキも世界企業になってしまい、フロンクスの日本向け生産数は増えていないようです。
それがフロンクスの渋い値引きに直結していて、しばらくは状況が好転しないものだと思われます。
今のところスズキディーラー同士を競わせる以外の手立てがないので、手間を惜しまずスズキディーラーへ足を運びましょう。