「フロンクス」の納期に関する最新情報!口コミから見える実態を解説

スズキ・フロンクス

2024年10月16日にデビューしたスズキのコンパクトSUV「フロンクス」は、スズキの目標月販台数1,000台をはるかに上回る1万台という受注を10月末までに達成しました。
そこで気になるのはフロンクスの納期ですが、この記事ではフロンクスの納期情報とその魅力について、最新情報と口コミから解説していきます。

目次

【最新情報】フロンクスの納期情報とプチネタ

スズキ・フロンクス
出典:スズキ公式サイト

まずはフロンクスの契約から納車に至るまでの納期について、最新情報を元に解説します。

フロンクスの納期を確認

失礼を覚悟で言わせてもらえばスズキの普通車で納期が長期化しているのは、ジムニーシエラ以外では記憶にありません。
予約段階でスズキの予想をはるかに上回る注文を受けているフロンクスの納期は、最新の情報では以下のとおりです。

3~6ヶ月以上 ちなみに2WD・4WD関係なしのようです

なかなかの長納期になっていますが、中古車に異常なプレミア価格は付いてはいないようです。

ジムニーに続く人気モデルなの?

スズキで納期が長いモデルといえばジムニーが唯一かつ代表的存在ですが、フロンクスの納期の長さとは背景が違うようです。
フロンクスもシムニーも、見込み販売台数を上回る受注を受けているのが長納期の理由ですが、生産数を増やせないジムニーと違いフロンクスには違った事情があります。
ジムニーに関していえば生産能力を上げることはスズキ的にあり得ず、人気が収まらない限り納期が短くなることはないでしょう。

自動車メーカーにとって頭の痛いのが「CAFE規制」という燃費基準で、燃費の悪いジムニーを売るほどに基準達成が難しくなるのです。


一方フロンクスの場合は、インド生産の実質的輸入車なので、日本向けの生産数を増やす余地が残されています。

フロンクスの納期が遅れている理由

スズキの新型SUVフロンクスの納期が遅れている理由は単純明快で、スズキの目標月販台数をはるかに上回る受注が殺到しているからです。
本来はニッチ市場向けモデルだったジムニーですら1,250台の目標月販台数なのに、ライバルが多いとはいえ人気のSUVで1,000台というフロンクス目標は低すぎなんじゃないでしょうか。
とはいえスズキの普通車といえば「キザシ」という黒歴史もあったので、大胆な目標を掲げられなかったのかもしれません。


たしかに一時期は「キザシを見かけたら覆面パトカーだと思え!」と言われておりました。
幸いフロンクス人気は上々なので、今後の生産増を期待しております。


フロンクスの納期に関する口コミや評判

車の評判

024年10月16日の発売から納車が追い付かないフロンクスですが、すでに様々な口コミや評判が見られます。
そこでフロンクスの納期や、気になる車の出来についてネット上の声をピックアップしましょう。

スズキ・フロンクスの納期

最初にも書いたとおり、フロンクスは発売から半月で月販目標の10倍となる1万台を受注しています。


当然このような疑問の声が上がるわけで、これに対するスズキの答えは出ていません。


この方が納車されたのは2024年11月16日と発売1か月後で、それでいてこのディーラー初の納車という点に注目です。
実際にスズキディーラーのほとんどで「納期は分かりません」という答えが返るらしく、上手く対応できていないことが分かります。


スズキコネクトの招待コードは、通常であれば車購入時に渡されるものですが、どうもスズキディーラーも混乱しているようです。

ズバリ!気になるフロンクスの仕上がり

スズキ・フロンクスは、インド法人のマルチ・スズキ・インディアで生産されているモデルです。
同じようなケースは過去にもあり、2016年に「バレーノ」というコンパクトカーを日本市場に投入しましたが大爆死し、2020年7月にひっそりと消えています。
バレーノの失敗は、当時のインド工場のレベルが日本のそれに達していなかったためで、今回のフロンクス投入はそのリベンジだといえるでしょう。


一部に批判の声はあるものの、フロンクスは全て詰め込んだ1グレード展開で必要な先進装備が全て標準で搭載されています。
そりゃコスパが良いのも当然で、内装の質感もかなりのレベルに達しています。
一方で走行性能に関しては賛否が分かれるようで、一般的なユーザーにとっては静粛性も高く「上質な走り」と上々な評価です。


ただ1.5Lエンジンのマイルドハイブリッドだと、ここぞという時の加速力に不満を覚えるのかもしれません。


もしフロンクスの購入を検討しているのであれば、試乗時に強めのアクセルを試してみることをお勧めします。

スズキ・フロンクスの主要諸元と価格

スズキ・フロンクスは1グレード展開なので、選択肢としては2WDか4WDかだけ判断になります。
フロンクスの基本的データは以下のとおりですが、4WDモデルは足回りのセッティングが雑で、今のところ様子見するのが良いでしょう。

フロンクス2WD4WD
全長3,995mm
全幅1,765mm
全高1,550mm
車両重量1,070kg1,130kg
排気量1,460cc
最高出力101ps/6,000rpm99ps/6,000rpm
最大トルク135Nm/4,400rpm134Nm/4,400rpm
モーター出力・トルク2.3ps・60Nm
トランスミッション6AT
燃費(WLTCモード)19.0km/L17.8km/L
燃料タンク容量37L
車両本体価格(税込)2,541,000円2,739,000円


はっきり言って「お得」なモデルですが、難点は融通の利かなさそうな納期です。

フロンクスの納期を早めるためのコツ

納期を早める方法

フロンクスの納期が長いのは、スズキの予想以上の受注があるためですが、納期を早めるためのコツはあるのでしょうか?
正直なところ難しいことですが、取り得る対策について考えてみます。

ディーラーも四苦八苦なフロンクスの納期

フロンクスの納期に関しては、スズキのディーラーですら情報不足であるのが実態です。
その大きな原因はフロンクスが国内生産車種ではないからで、今までのスズキ車で定番だった「複数ディーラーへの問い合わせ」が通用しにくくなっています。
フロンクスを買いたい人にとっては受難の時期ですが、スズキの公式アナウンスを待つのが上策です。

人気カラーを選ぶのが唯一の選択肢

フロンクスはインドで生産を行っているので、かなり高い可能性で人気カラーの製造を優先しているでしょう。
つまり人気カラーほど納期が短くなるはずで、以下の人気カラーで良ければそれを選択するのも一つの手です。
ちなみに多くのスズキディーラーの発表をチェックしてみると、人気カラーランキングは以下のようになっています。

  1. オートバックス・カーズ
  2. アークティックホワイトパール×ブラック2トーンルーフ
  3. スプレンディッドシルバーパールメタリック×ブラック2トーンルーフ
  4. アークティックホワイトパール、スプレンディッドシルバーパールメタリック、ブルーイッシュブラックパール


上位2つがツートンカラーとは製造の手間からして絶望的ですが、そこを狙っているとキャンセル車に巡り合えるかもしれません。

変なプレミア価格も付いていないので中古車もアリ

フロンクスは発売から間もないモデルなので中古車の数も限られていますが、ランクルで見られたようなプレミア価格は付いていないようです。
それであれば中古車のフロンクスを手に入れるのも選択肢に入れるのもアリで、新車価格を下回っている場合に限りオススメできます。
恐らくフロンクスの納期は変動が激しくなるはずなので、この記事でも常に最新情報をお伝えしていきます。

まとめ

スズキらしからぬ・・・と言っては失礼かもしれませんが、今のところフロンクスはスマッシュヒットを飛ばしています。
手ごろかどうかはさて置いて、ライバル車よりコスパは高いのでしばらくは人気が続くでしょう。
納期情報はリアルタイムで更新するので、この記事を参考にしてフロンクスとライバルSUVを比較してください。

スズキ・フロンクス

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